メイン

2008年01月13日

自治会の地区総会終了し役員の任期終了。このところ寒い!!

 このところ、寒さが非常に厳しい。昨日、一昨日と最低気温がマイナス20℃を超えている。マイナス20℃の世界、これは瞬く間に氷の世界、水分が付いた靴を履いて外に出ると、直ぐに底が凍りつき離れないなんてことが起きる。また夜、温泉に入っている時窓を開け放って外の冷気に濡れた髪の毛を曝していると、髪の毛が凍ってバリバリになるほどだ。
 雪は相変わらず降っていない、除雪がなくて楽だ。しかし、これも考えもの、雪がなく寒さが厳しいと、土がより深く凍結してしまい、春になっても土が解けて柔らかくならず、種まきが出来ない芽が出ないなどの問題が起きる。それだけ、作物生育に遅れが生じ、収穫に影響がでる。雪は断熱の役割を果たす、除雪が楽などとのんきなことを言っていられない。
 寒いときは寒く、適度の雪が降る、これは自然のバランスのとれた本来の流れで、じつに良くできたものだ。

 寒さが厳しく晴天の時は空気が澄みきり、夜の空は満点の星、すばらしい眺めだ。温泉に入っている9時ごろには南の方向にオリオン座が見られ、さらにオリオン星雲、天の川など時間を忘れる。星を眺めるには冬の厳寒時が一番のようだ。

 今日は当地の自治会の地区総会が開催され、これをもって私の当地区の役員任期は終了となった。いろいろあったがなんとか役割を終え家内と共にほっとしている。自治会は広い面積を占めるので、それらは5つの地区に別れ、夫々に役員が就任し活動を行っている。当地区はその中で、外部からこの地に移ってきた人達が他の地区に比べ圧倒的に多く、約7割を占める。これらの人達の自治会に対する思いや貢献に関しては地元の人達と考えが異なる。これもあり役員になり手が少なく、選出に苦労する。幸い次期の役員は何とか決まったが、自治会の会員離れは避けなければならないし、会員の高齢化もあるので、自治会活動の合理化や役員の仕事の軽減などの検討がこれからの課題となる。
 この自治会は弟子屈町の中でも会員100名を越え、街中の自治会に比べれば少ないとはいえ、まあまあの存在だ。美留和の住人の存在感を示し、行政等への影響力も考えると、一つにまとまっていることは大切なことだ。
 また、ありがたいことに新たな会員も増えた。特筆すべきは、若い子供もいる夫婦が、この美留和の自然環境の素晴らしさに魅了され移住してきたことだ。若さと活気をもたらしてくれる貴重な存在、皆で暖かく応援していきたい。

 今月末には自治会全体の総会、正式にはこれで任期終了となる。ここでは町長との懇談会が開かれ、豊な自然環境を守り生活環境を整える為の議論が出来る貴重な場となる、そのためにも自治会の存在は重要だ。


DSC04983.JPG

 近所の知人が馬に乗って訪ねてきた。馬が飼えるのもこの地ならではのこと。


DSC04995.JPG

 冬の夕方の西空、山のシルエット、茜色の空。実際はもっと綺麗。

2007年12月30日

明日は大晦日、生活費どの程度?その3

 昨日の夕方から重い雪が降り、今朝は10から20cmほどの積雪。太平洋側を低気圧が通過し道東に南からの風が吹き込んで重い雪が降る、この時期には珍しい典型的な春先の雪だ。そして今冬初めての除雪機の出動となった。水分の多い雪だから除雪機に雪が張り付き吹き飛ばしにくい、ともかく扱いにくい嫌な雪だ。こんな時、除雪機にはシリコンを吹き付ける、プラスティックの成型をする時の離型剤と同じようなもの。スコップなどに吹き付けても良い。そんな重い雪と格闘しながら午前中、玄関周りと道路までの除雪を終えた。

 さて、明日は大晦日、このブログも今年最後となった。家内と交代で毎週書き続けてきたが、旅行の時を除いてはほぼ達成できた。テーマを何にするか悩んだ時もあったが、身近な話題を中心に考えても結構出てくるものだ。来年も頑張ろう。
 今日の日本経済新聞の朝刊、セカンドステージ、『別荘購入無理をせずに』を見ると、別荘暮らしをする上での資金計画の事例が載っており、これは我々のような田舎暮らしをする場合でも参考になるようだ。ぜひ目を通してもらいたい。
 なお、別荘暮らしとは、現に持ち家があっての別荘暮らしと解釈しよう。

 このケースは、定年間近のサラリーマンを前提に、別荘を購入するにはどの程度費用が必要か、この点が中心の事例だ。定年後の年金と生活費を主体とした収入と支出のバランス、さらに貯蓄や退職金を含めて計算し、2000から3000万円の別荘購入が可能との内容。この事例では、別荘地としてお馴染みの軽井沢などではどうかと、いくつか物件を探したようだが、なかなか難しい。ある程度離れた中古というのが可能額の範囲に入るようだ。
 この弟子屈町ではどうか、この程度の予算があれば温泉付の別荘が入手できる。もちろん、敷地や家の広さ、新築か中古など、条件により様々であろうが、この地での予算としては充分と思える。特に温泉付が魅力だ。本州で温泉付では購入可能の範囲はぐっと少なくなろう。

 生活費については、夫婦で月に24万円となっているが、これはちょっと寂しい。あと10万円ぐらいは欲しいと思うが、これを入れると購入は難しくなるようだ。生活費に余裕を持たせると持ち家と別荘の2軒を持つのは困難、どちらかにせざるを得ない。もし都市部の持ち家なら、その家を賃貸して家賃収入を得る、これならばその家賃収入がプラスとなって生活費に余裕が持てる。あるいは、持ち家を処分しても同様である。この事例の計算では、支出の部分が気になる所だ。
 余裕のある生活を考えると、この事例だけの計算では別荘暮らしは困難になると思う。
 
 ともかく、この事例に自分の資産、貯蓄、退職金、年金、生活費などを当てはめて計算すると大変参考となる。生活費は、いろいろレベルを想定し計算することだ。
 「収入・貯蓄・年金と相談」、「別荘の何を優先…立地・広さ・眺望」などの小見出しがあり、田舎暮らしを検討する場合の項目は沢山ある。しかし、沢山あって迷っても最後は自分の決断、田舎暮らしは楽しい。


DSC04957.JPG

 重い雪、庭のハイマツがしなっている。


DSC04931.JPG

 冬至の日の室内、これだけの陽射しが差し込んでポカポカ。


2007年12月16日

ようやく雪、生活費はどの程度?その2

 先週家内が「まだ雪がないのでビックリ」と書いたが、今週末にようやく雪が降った。この地にいるとやはり雪がないとなんだか寂しい。10cmほどの積雪だが、根雪になりそうだ。早速玄関周りをちょっと除雪、除雪の苦労を思うと雪はないに越したことはないが、雪が積って冬の水の貯水湖と考えると、ないといずれは困るのだ。摩周湖や屈斜路湖には回りの山に積った沢山の雪がやがて水となり蓄えられ、多くの恵みを回りに与えていく。この美留和は水が豊であるが、その源はこの雪だろう。ありがたいことだ。
 今週末であったか、テレビで世界の水事情が放映されていたが、各地で水不足に悩まされており、いずれ水と食料で様々な問題が起きるようなことが予想させるようなものだった。

 さて、前回には生活費のことに触れたが、もう少し補足する。個別にいくつか単純に比較してみると、ナショナルブランドの商品は、大都市は競争もあり販売規模も違うから、こちらでは高め。食料品も、地場産でB級品、これは新鮮で安い。地場産でも高く売れるA級品は大都市へ、これは経済の原則。
 必需品の灯油、これはこちらでは高め。灯油は04年の12月では57円/L、05年では72円、06年で82円、今年は100円を越えている。なにしろ使い方が半端ではない、月に350Lぐらいは冬場に使う。なお、灯油は暖房用だけで、風呂を沸かすのには不要、なにしろ温泉がある。ただし、この温泉はタダではない。朝昼晩、いつでも温泉に入れる、この贅沢にはお釣りがくる。
 車のガソリン、これも高め、なにしろ競争がない。軽自動車を使うなど一工夫が必要。幸い渋滞がないから、その分効率が良い。私のレガシー、東京では7km/L、こちらでは10km/L、さらに軽トラでは15km/Lぐらいだ。ハイブリッドならもっと良い。

 暖房用の燃料として薪が注目されている。灯油がこれだけ高くなると、相対的に有利になりその需要が高まっている。が、薪ストーブの普及の程度、薪を作る手間隙などからそれ程ではないようだ。さらに薪の原木の調達が大変、近所で木を切ったものを貰うことができれば良いが、森林組合などから買ってもその運送費が高い。原木の運搬は我々のような移住者には不可能。私の場合は、幸いに近所で切ったものを手に入れることができた。

 こちらで少ないものは、まず夜のお付き合いつまり交際費、外食費、被服費などだ。誘い誘われる機会が少ない、車が交通の手段、身なりをあまり気にしない、などからだろう。あとは、こちらではいろいろなものが手に入る機会も少ないから、衝動買いも少ない。

 個別にいくつかを比較して見たものの、条件によっても変わるし、結局総合的な比較は難しい。ライフスタイルや収入などを見ながら、個々の生活費の中身と使い方をバランスさせることだ。


DSC04902.JPG

 一面の雪景色、先月半ば以来。


2007年12月02日

生活費はどの程度?

 このところ晴天が多いが、気温はぐっと低く寒くなっている。日本海側、札幌などでは雪の模様でもこちらは晴れているようだ。いずれにせよ、この地も今月半ば頃から本格的な雪となり根雪となる。雪は降るが結構晴れもある、寒さは厳しいけれど日がな一日雪雲を眺めているより良いと思うのだが。

 エゾシカ対策や雪囲いも終わり、今は雪が積るまで薪割り薪積みに一生懸命だ。腰痛のこともあり、あまり無理は効かない。寒さが厳しく、日が短いのが作業をする身には辛い。
 雪が積れば外の作業はほとんどできなくなり、作業というと除雪作業となる。様々な外の作業がなくなると、冬をどう過ごすということになる。まぁ、それはそれで過ごし方はいろいろだ。

 ところで、たまたまある友人より、移住前後の生活費に関するアンケートに協力してほしい依頼があり、具体的にどんな内容なのか見極めてから答えることにした。結局友人には申し訳なかったのだが、協力できなかった。友人もある所から頼まれたようだが。
 私の場合は定年が移住のきっかけだ。移住前は現役であったので、収入もそれなりにあり、東京の生活でもあったから生活費・支出もそれに伴いかかっていた。移住後は、収入は年金だから、生活費はこの年金の範囲内というのが基本となった。当然ながら現役時代の収入と年金ではかなりの差があり、移住前後の生活費というと条件が異なるから、単純に比較はできない。こんなことなどから協力できなかったのだが、どうもこちらに移住すれば生活費が安くて済む、ということをアンケートで具体的に掴みたいというのが狙いのようだ。
 生活費は、個人ごとの生活に対する考え方や収入によって決まるもので、移住したからと言って単純に安くなるなどと言えるものではない。定年後であろうとなかろうと、自分のライフスタイルをしっかり考え、収入の見込みを見極めておくのは必須だ。

 それと、移住後の生活費はすぐに収入の範囲内で納まるものではないことも、承知しておくことだ。私の場合、追加的な出費、これが結構かかった。たとえば車、乗用車以外に一番経費の安い軽トラを中古で、除雪機、草刈機、様々な道具類の購入。それから中古の家・土地を入手したのだが、補修や追加の設備費などもかかった。これが新築であれば、補修などはないが、庭の整備など、家としての全体の雰囲気を整えるための経費がかかる。
 家・土地を中古にするか、新規に購入するかこれも重要なこと。要は自分のライフスタイルや蓄積などによって判断すること。普通は新築のほうが費用はかかるが満足度は高い。中古は費用と満足度のバランスをとるのが難しい。
 もちろん、賃貸なども考えられるが、極めて選択肢が狭いのが難点だろう。


DSC04888.JPG

 我家の池は凍ってしまい、表面に雪が残り白くなっている。もう融けない。


DSC04876.JPG

 エゾノコリンゴとクラブアップル。鹿除けにネットを張った。来年葉が出ても、鹿に食べられないように。

2007年11月25日

冬はどう過ごす?

「急に寒くなったねー」と言う人が多いこの頃です。
東京から帰った15日には、女満別空港から美留和の自宅までずーっと雪景色
で驚きましたし、その後4、5日はうっすらと雪が積ったままでした。
このあたりを境にぐっと冷え込んできました。土が凍って硬くなり、まさにツンドラ!


寒々とした空

東京では、天気予報も”北海道”というと”札幌”の天気だけを放送すること
が多いので「北海道はもう雪で大変でしょう」などと言われますが、これは天気
予報の片手落ちというもの。
広い北海道の中央を走る大雪山系をほぼ境界線として、札幌方面の日本海
側と釧路方面の太平洋側では天候が大きく違うのに、札幌の天気を代表とし
てひとくくりに”北海道の天気”というのはどうかと思うなー。

端的に言えば、冬、雪の日が多いのが札幌方面(日本海側)で、冬でも晴れ
の日が多く雪は少ないけれど気温がぐっと低いのが釧路方面(太平洋側)
です。

だからこの辺で屋根の雪降ろしという作業はする必要がありません。札幌辺りで
見るような除雪による”雪の壁”も、こちらでは規模が小さいのです。

住めば都、この辺の人達は「どんなにシバレても雪が降らない方がいいわー」と
言い、移住してきた私達も「そうだ、そうだ」。
私共も移住候補地として札幌近郊を考えたことがありますが、冬訪れた時に見
た圧倒的な積雪量と、見上げた灰色の空からとめどなく降ってくる雪に躊躇して
しまいました。

東京では友人達に必ず「冬が長いんでしょう?どうやって過ごしているの?」
と聞かれます。雪があるのが12月から5月中旬頃まで約半年間ですから、確かに
長い冬です。
そうですねー。読書、ビデオやDVDを見たりオーディオで音楽を楽しむのは当り前
すぎますか。でも何にも煩わされずにゆっくり浸りきれるのは、雪で閉ざされた空間
と都会とは違う時間の流れの中にいるからでしょうね。

移住する前の2年間ほど点訳ボランティアをしていて、今も細々と続けているので
冬はこれに集中する絶好の機会です。PCに点訳ソフトを入れてあり、キーボード
から点字(6点)入力して、点字データをディスクに保存。このデータを校正してもら
い、東京のヘレンケラー協会点字図書館に納めています。

東京で点訳講座を一緒に受講した仲間が、今でも校正など何かと面倒をみて下
さるので脱落せずに続けたいのです。
でも昨冬は、この夏のロンドン・パリ旅行の計画、立案、交渉を孤軍奮闘でやって
いたため、点訳はほとんど手付かず状態。今年の冬こそはやり残してある本の点
訳を仕上げたいと思っています。


2007年11月18日

上京と初雪

 先週から今週にかけて1週間ほど上京し、11日のブログはお休み。東京は相変わらず変化が激しく、久しぶりの非日常の世界に浸ったものの疲れた。そして15日に帰ったところ、雪であった。女満別空港に降り立って、駐車場の車に来てみれば雪が積りフロントガラスは真っ白、凍っており手で払ったぐらいでは雪は拭えずしばらく暖気運転、ようやくワイパーで払えるようなり、出発。タイアはスタッドレスに交換してきたので、美幌峠も問題なく通過し美留和に着いたが、女満別と同じく雪、今季の初雪であった。夜であったからどの程度かはっきりしなかったが、翌朝見れば、3~4cm程度の積雪であった。

 冬が近づけばまず車のタイヤ交換、何時するかちょっと悩むところ、11月初めがまあ安心。平地は数センチ程度なら夏タイヤでもなんとかなるが、山越えしかも夜などは大変危険。弟子屈町から北や西の方に行くとなると山越え峠越えがあり、これを考えれば早いに越したことはない。
 このスタッドレスタイヤ、数年でゴムが劣化し硬くなる。走行距離は大したことはなくてもゴムが硬くなってはその性能が落ち、事故や命に関わることになる、3年から4年で交換のようだ。タイヤ交換の費用は惜しんではならないようだ。
 そして、ワイパーも冬用に交換、フロントガラスの雪拭い用のブラシ、さらにスコップもついでに乗せておくことだ。バッテリーのチェック、電解液の補充も行い、冬への車の備えを固める。

 弟子屈からのアクセスであるが本州へは飛行機、北に女満別空港、東に中標津空港、南に釧路空港とあり、大体1時間から1時間半、もちろん車でスピードにもよる。冬では、雪との闘い、平地を走るということでは中標津が一番楽であるが便数が少ない。美幌峠や藻琴峠を越えなければならないが、エアドゥーの利用などから、私達の場合女満別空港の利用が多い。駐車場が有料なのが問題だが。

 東京では、友人知人との再会を楽しみ、変貌する東京の様子に驚き、人の群れの中をぬって歩きかつてのサラリーマン時代の通勤を思い出し、音楽会を楽しみ、こちらでは手に入りにくい買物も適度に行い、美留和とは対極のつかの間の生活であった。しかし、帰って温泉に浸り、ゆったりとした生活に戻るとほっとし、あらたな気分でこの地の生活を楽しめる。

 冬への備えがなかなか予定通りに行かない。今年植えたリンゴ、エゾノコリンゴなどの若木のエゾシカとネズミ対策、これを早く行い、そして薪割りだ。頑張ろう。


DSC04868.JPG

 翌日朝の庭の雪景色。

2007年08月19日

暑い! 西瓜

旧盆の休みも終わりましたね。

先週は猛暑の日々が日本各地から伝えられました。それらの記録的な暑さ
に比べると見劣りするとはいえ、わが弟子屈町もかなり暑かったのですよ。
30℃を越す日が5日連続して、こんな日に地元の方に会うとたいてい
「あんた方、こんな暑さは平気でしょうが、我々はもう~ 」と言われます。
いやー、そう言われてもやっぱり私共も暑い!

しかし都会の暑さは、地球温暖化の影響もさることながらヒートアイランド現象
によるのが大きいわけで、いったん空気が暖まってしまうと悪循環で昼夜を問
わず暑いのですが、この辺はそこが違います。建物が密集していないので風
が吹き抜ける、樹木が日陰を造る、そして夜は気温が下ります。

もちろん蒸し暑い夜も年に数日はあるのですが、「暑くて寝つかれない」「寝て
いても汗まみれ」「暑くて熟睡できない」ということはないですね。
夫は無類の汗かきなので、結果『北海道移住、大正解』です。

「だ・か・ら~、夏は気持いいけど冬が凄いんでしょ」と思っていらっしゃる貴方!
違います。冬はぬくぬく暖かくってもっと気持いいんです。北海道の家の完璧な
保温、暖房。
おっと、連続猛暑日&熱帯夜をお過ごしの地域の皆さんに、いま暖房のハナシ
をしてどうする…

我家の庭の北海道の木「エゾニワトコ」

で、話題を変えます。私は西瓜が大好物ですが、今年は先週の暑さのせいで
とても美味しく西瓜が食べられました。というのは、西瓜を食べるにはやっぱり
暑くなきゃ、と私は思うのです。
こちらの西瓜は地産地消で新鮮なためか、甘い物好きの北海道人の口に合う
糖度を厳選しているのか、甘さも充分でとても美味しいのですが、気候が涼しく
て、いまひとつ食べる気がおきないのです。関東あたりの人間にとって、3月と
か11月とかに西瓜を出されると「珍しいね」とは思いますが、「ワー美味しそう、
食べたい!」とは思わないような感じですかね。

この辺りの西瓜は、本州と同様に6月頃から出始め9月いっぱい位まで店頭に
ありますが、9月末なんていうとこちら平均気温は12℃前後ですよ。近年の東
京でいえば12月だって平均10℃前後の年もある位ですから、そんな気温の時
に西瓜がゴロゴロ店頭にあるのを見ると、「ここではこんなに寒くなっても西瓜を
食べる人がいるんだなー、だから仕入れて売ってるんだなー」と感心します。
値段は特に高くはないのです。

西瓜はシンガポールに居た時、ほとんど毎日食べていました。むこうの西瓜は
甘みが薄いのです。熱帯の国のため、水分補給のために食べる感覚なので、
甘いと逆にしつこく感じられるのでしょう。パパイヤも、熟れているけれど甘味が
薄いものを同様に食べていました。
シンガポールは、例えば東京とか札幌のような一つの都市が国家となった『都
市国家』なので農業地は少なく、果物も隣国マレーシアからのものが多いよう
でした。

と、今日は西瓜談義になってしまいましたが、とにかく先週の暑さはこちらへ来て
初めて西瓜を堪能できた幸せをもたらしてくれたわけです。


我家の庭の北海道の木「サビタ」(ノリウツギ)

2007年08月05日

このごろは…

旅行後の生活あれこれについて。

帰宅2日後に、町の移住体験ツアーの3組4名の方々が『先輩移住者宅訪問
ということで我家に来ました。去年から町のお手伝で、移住希望の方々に我家
を3回ほどお見せしています。役場の担当者2、3名と一緒に来て、1時間くらい
お話をしたり家や庭を見て貰います。

なかなか面白い出会いもあって、スローライフに埋没しそうな私共にとっても楽し
いひと時です。それに、私共は今の生活に満足しているので本音で「弟子屈は
良い所ですからいらっしゃいませんか」と言えるのです。
町を見て、環境を見て、家を見て、人を見て、移住したいと思われるかどうかは、
それは個人の価値観と判断によります。

町といえば、最近屈斜路湖畔の森林違法伐採と140匹ワンちゃん放し飼い
いう二つの困った問題が突如(でもないようですが)弟子屈町を襲い、マスコミでも
報道され、町はとんだことで有名に。
前者については「お役人様、しっかりしてねー」、後者については「動物愛護とは
違う次元の話じゃないか」と私は思います。


我家に咲く北海道の野の花「クルマユリ」

10月末に行われる町の文化祭に、わが『弟子屈宝生会』も例年通り参加し仕舞
『高砂』『経正』『東北』の三番を出します。その打ち合わせに先生の代理で出席
しました。主催者側の説明によると、弟子屈町は文化的な同好会の活動が活発
な所なのだとか。他の地域のことを知らないけれど、そうなのかしらね。

夏休み前の交通安全運動の期間中2日間、朝の登校時に小学校近くの横断歩
道で夫と交通安全指導当番をしました。全校児童は17名!家が近い子供達は
集まって登校してくるので、”この地域から来る数人”が渡ってしまうと当番終了で
都会地とは違うのどかな交通当番でした。

久方ぶりにチーズ造りに参加。メンバーの試食用にパリで買ってきた5種類の
チーズを夫々12等分(メンバー人数分)して、皆で味見をしました。12等分です
から1ケの大きさは小指くらいで何とか味がわかる程度でしたが「どれも個性的
で、濃厚な風味」と言った人もあり、チーズの醗酵臭を気にしながら運んだ私は
労われました。

7月末に英語クラブの恒例サマーパーティを我家で行いました。講師のDunkan
も含めて13人集まり、皆が料理を1品持ち寄り。会場は少し狭かったのですが、夜
7時から10時過ぎまで食べて、飲んで(みんな車で来るためお酒は出せないので
お茶、ジュース、コーラ)お喋りしました(Dunkanと話す時だけ辛うじて英語使用)。

我家に咲く北海道の野の花「オオウバユリ」


2007年07月29日

ようやく夏、薪割り

 今週月曜日からようやく夏らしくなった。東京から戻って2週間、ほとんど太陽を見ることなく、夏は来るのかと不安になったが、どうやらそれは解消されるようだ。陽射しは強く暑いのだが、湿度が低く風も涼しく、まさに北海道の夏である。
 しかし、安定した夏とはまだ言えないが、季節は夏である。

 昨年の11月に「冬への備え」で薪の準備、薪割りのことを書いたが、今週は近所の友人から譲ってもらった薪用の原木、その残りの薪割りを全て処理した。なぜこんなに遅くなったか、それは腰痛への懸念から。チェーンソーで30cmぐらいに切って、それを斧で割るのだが、その斧で割る際の腰への負担、これが大きい。二つ割で済むような場合ではそれ程ではないが、4つ割り、6つ割りのような太い原木、これが辛い。
 我々のような若いときから薪割りに慣れていない者には、60歳を越えてからは無理なのだ。

 そんな時に力強い助っ人が現れた、油圧式電動薪割機である。インターネットでこの情報は掴んでいたが、実際に使ってみる機会がないままに来たが、近所の友人がこれを貸してくれた。チェーンソーで輪切りに切り始め、昨日からこの薪割機で割り始めた。
 うーん、使える。この二日間で全て割り、これらを薪小屋に積み上げることができた。どんな機械か、写真で紹介する。うっかりと作業中の写真を撮りそこなった。4トンの力を油圧で掛けながら割る。25cmほどの直径の原木まで割れるのだそうだ。3万円台の価格で、業務用には使えないが、個人で1年分ぐらいの量をこなすのであれば、言うことがない。とりあえず今年の分は済んだので、来年分はこれを購入して薪割りに臨もう。

 草刈りにしろ薪割りにしろ、機械力を使ってこなせばなんとかなるものだが、それなりに投資が必要だ。田舎暮らしも、こんなことに結構金がかかるものだが、何とかやり繰りしながら楽しんでいる。やり繰りの原資は、外食や一杯が少ないこと、服飾費などがほとんどないことであろう。
 ともかくスッキリした。次は草刈り、明日から始めよう。

 話はまったく変わる。昨年8月からピアノの練習を始めた、62歳の手習い、それなりに努力をしている。そのピアノの教師が、東京に戻ってしまう、なんと残念なことか。教師であり、友人であるこの御仁、私より先輩の東京からの移住者であったが、諸般の事情から戻ることとなった。個性的な人物であり、優れたピアノの教師であり、さまざまな人材の一人として活躍を期待していたのに惜しい。
 東京での活躍を祈念する。

DSC04447.JPG

 この機械、原木をはさんで油圧をかけて割る。

DSC04446.JPG

 薪小屋、この様に積み上げる。積み上げには、結構工夫しながら行う、面白い。この薪小屋、まだまだスペースはいっぱいある。

2007年06月10日

3週間お休み


今年も我家の池で孵化しました!マガモの親子

6月に入ってようやく晴れの日が多くなりました。カッコウが鳴いて、作物
の種蒔きや植付けの適期を知らせてくれます。
晴天が3日も続くと、花
も野菜もぐんぐん成長して、いつのまにかジャーマンアイリスがたくさん蕾を
つけています。植付けて3年目の今年は見応えがありそうです。

雑草もどんどん伸びてきたので、先週から草刈り開始。6月6日にはセミ
の初鳴きが。
ヒグラシのような声で、このところ毎日鳴いています。

先週は、地元の美留和小学校で『地域先生』というお役目をしてきました。
クラブ活動の時間に、地元の大人が生徒さんと一緒に活動します。小学生
よりは経験豊富ということで『地域先生』と呼んで頂くのです。

私達チーズ造りグループのメンバーは「料理」を引受けましたが、他に「手
芸」、「アウトドア活動」
の『地域先生』もいます。
6月から10月末までの間に6回、毎回約1時間半の活動時間です。
「料理クラブ」では簡単なデザートかスナックのメニューを作ることになりま
した。で、第1回目はプリンと杏仁豆腐。

チーズ造りグループのメンバーで都合の良い人が当番をしますが、トップ
バッターはIさんと私でした。プリンは子供達が小さい頃何回か作りました
が、もうすっかり忘却の彼方。その上第1回目という緊張感もあって、3回
も試作を重ね、試食したのでもう当分プリンは食べたくない!

「料理クラブ」の生徒さんは4人で、6年生の男女1名ずつと4年、3年の女
子各1名。地域がら、そのうち3人は酪農家のお子さんで、今回使う牛乳も
少しずつ持ち寄ってくれました。
6年の男子が「料理が好き」というだけあって手際も良く知識も豊富で、お祖
母さんくらいの年齢の私達とも会話が成り立ち楽しかったのですよ。
杏仁豆腐と混ぜるカンヅメのフルーツを小さく切ってもらいましたが、年少の
人達も危なげ無い包丁さばきでした。

クラブ担当の先生も一緒に試食し後片付けをして終わりましたが、「お母さん
に食べさせてあげる」と残ったり余った分を容器に詰めて持ち帰るのが微笑
ましく可愛いと思いました。

ところで、旅行で3週間ほどブログをお休みします。
再開は7月第1週の予定です。

2007年05月27日

五平餅パーティー

5月末だというのに寒い日が続いている道東です。低温注意報も出ている
くらいなので、農作物に影響があるかもしれません。今日、東京は28℃だ
なんて本当かしら。こちらは8℃ですよ。


我家の桜

今、サクラ、ツツジは花盛り。白樺の若葉がチラチラと風にそよぎ、下草の
緑の中にスイセンの群落がひときわ明るい黄色でまばゆいようです。スイ
センを見ると、高校生の時英語の授業で"Golden Daffodils"という英詩を
暗唱させられたことをいつも思い出します。

今日は、ご近所のI さん宅に7軒くらい集まり『五平餅パーティ』がありまし
た。Iさん夫妻も60歳代で、昨年岐阜県から移住して来られたのです。
ご子息二人が近くの北見市と釧路市で夫々弁護士をされていて「子供に
引かれて北海道へ」。元は酒屋さんなので気さくで陽気なご夫妻です。

岐阜県の山寄りの地域の郷土料理『五平餅』を造り、他にも豆腐田楽、鮎
(これは岐阜の地元からお取り寄せとか)、豚串、鶏串などを焼きました。
他にも各自持寄り料理で食べきれないほどの豪華版。

因みに私は、自家製糠漬きゅうり(北海道では糠漬は余り食べないので
けっこう貴重品!)と、庭で採れた山菜コゴミを茹でてお浸し風とサラダ風
にして持参しました。

『五平餅』と豆腐田楽はI夫人の指導で串に刺し、ご主人が協力した味噌
ダレ(クルミやゴマがすり潰して入っている)をぬって、香ばしくこんがり焼
き上げます。『五平餅』といっても地域差があるらしく、Iさん風は小さめの
丸いお握りを平たくしたのを二つ串に刺すのです。私達がよく見る軍配形?
のは「わらじ」と呼ぶとか。

しかし寒い日でしたー。霧雨まじりで、炉の側とはいえ外では震えそう。
そんな時北海道では広いガレージの中を使います。車が2台くらい入り、
物置にもなっているので少し片付ければ10人程度は集まれるのです。
土地が広くて安い北海道ならではのオハナシ。


2007年05月13日

春は忙しい

この2、3日寒いです。昨日はひと月ぶりに暖炉に薪をくべたくらい。
外は水仙、水芭蕉が花盛り。辛夷やエゾツツジ、エゾヤマザクラも咲き
始めているというのに。

といっても、雪が消えれば北海道は大忙し。農作業は勿論、冬の間
は動けなかったぶんいろいろな行事が次々に行われるからです。

雪融けとGWの後で目立つ道路沿いのゴミを拾うクリーンウオーク、苗木
無料配布会、お花見、小学校の運動会、チャリティ春祭り、その他にも講
演会や展示会、講習会等がひんぱんにあります。

因みに4月末~6月にかけての私のスケジュールは、週に3回のプール、
週1回の能の稽古と英語、月2回のチーズ造りというふだんの行事に加え
て「チーズの会、消費者協会、睦婦人会」の各総会、「植物の育て方講習
会」「自治会雑巾縫いボランティア」「すてっぷ(標茶・弟子屈地域農村女性
活動グループ)研修会そば打ち」「自治会お花見」「小学校料理クラブ指導
ボランティア」「クリーンウォーク」「中標津畜産食品加工センターチーズ研
修」への参加、「チャリティ春祭り」に能の会で出演と盛り沢山。

その上、昨年新任の弟子屈中学AET(英語指導助手)ダンカン君のmom&
grandmaが来日され歓迎会があったり、個人的には運転免許証の更新も
あり、合間を縫って昨夏痛めた膝の治療にも行くのでかなり多忙です。

私ばかりじゃありません。みんな「5、6月はなんか忙しいのよねー」と言って
います。

庭仕事はジャガイモの植え付け、ハーブガーデンの移動、ブルーサルビア・
フランス菊の苗作り、ルピナス・ルドベキア・向日葵・マリーゴールドの種まき、
ジャーマンアイリスや芥子類の育成、去年堀り上げて移植した鈴蘭とエゾカ
ンゾウの様子も見ないといけない。庭仕事のゴミを集める場所の周りにレンガ
を積んで目隠しもしたいし…あー、そのうちに雑草も刈らなきゃいけなくなる…


2007年04月29日

車と道路

いよいよこちらも春めいてきました。
ウグイスが鳴き、カエルも盛んに鳴いています。自噴の井戸から池に通じる
小さな流れにクレソンが増えてきているので、先日摘んで食べました。
シャキっとした食感とかすかな苦味が美味です。
白樺の樹液が採れる時期なのでペットボトルにどんどんためて飲んでいます。
かすかに甘くてすっきりしたのどごし。コーヒーを淹れたり、ご飯を炊いたり、
氷を作ったりしてみました。

今、池にはオシドリのつがいが来ています。私はオシドリを日本画などの絵
で見ることが多かったので、絵に描かれた、たいてい水に浮かんでいるあの
丸っこい姿の鳥が空を飛ぶのが想像できませんでした。
飛ぶ姿はカモに似ていました。絵のとおり美しい鳥です。

さーて連休!この2日ほど確かに車の数が増えています。
と言っても、国道に出ると対向車によく行き逢う、前方や後方に車が見える…
という程度の増え方ですが。
そうなんですよ。ふだんの日は前後左右に車影なしで数分走行なんてことも。
交通渋滞?皆無!あ、旧盆の時、町の入口の交差点が信号2回待ちになる
時があるらしいです。

なにしろこちらの交通事情といったら、都会の人の想像を絶する快適さ。
車が車としての機能を完璧に発揮できる状態でしょうね。
道路はまっすぐ、信号も少ない、車も少ない、人も少ないので高速道路感覚
で普通の道路が走れる(おっと、いけない、道警が口を酸っぱくして注意して
います)。

道路がまっすぐといえば、ずーっと遠くまで見通せるのが、かえって都会の
道路に慣れた者にとっては距離感が違ってちょっと変な感じ。
私はこちらで運転し始めた頃、遠くに見える対向車線の車が動いているの
か止まっているのかとっさに判断し難いことが何回かありました。

こちらの道路事情、私の感じとしては「教習所内の教習の環境がずーっと継
続している」または「高速道路教習で他の車がほとんど走っていない、走って
いても”高速”ではない」というところでしょうか。

しかしともかく、電車やバスがほとんど無く、あっても本数が少ないこの辺り
では1家に1台又は1人に1台の車は必需品です。車の運転免許無しの人
はかなり生活に苦戦を強いられますよ。

町の文化センターで催しがある夜に次々に車で乗りつける家族や、地区の
集会所で縫い物の集まりがあって、それぞれ自分で車を運転して来る女性
達を見ていると、アメリカ映画の田舎町のそんなシーンを思い出します。


温室の花(オキザリス)

2007年04月15日

図書館

先々週は桜♪…とかいって浮かれていましたが、昨日から今日にかけては
また雪が降って寒い! といっても、もう真冬のツンドラ状態は脱しているの
で、天気の良い日が数日続けば雪融けも進み、もっと春が近づくことでしょう。

この半月ほど、マガモ、コガモが総勢10羽以上も池に来ています。繁殖期の
ようでとても騒がしい。池の中の、枯れたアシの草むらに卵を産んだようです。
その気配を察して?トビが上空を舞うし、いつもはそんなに来ないカラスも邪
魔しに来ています。先週の水曜日、庭にタンチョウ(鶴)が2羽おりてきたのに
も驚きました。鳥も動き始めて、やっぱり「春」なんですね。

今回は図書館について書きたいと思います。
大都市の大きな図書館と比べると、わが町の小さな図書館はどうしても見劣
りします。町の人達に聞くと「週刊誌や雑誌の種類が少ない」と言うのですが、
ウーン、確かに少ない。定期的に入っているのはたぶん10誌程度。

本屋さんが何軒かあれば、図書館に期待しなくても「立ち読み」のハシゴとい
う手もありますが、わが町に本屋さんは1軒(涙)
雑誌読むならスーパー、コンビニまたは病院、美容院です(種類は少ない)。

しかし、人口の少ない町の小規模な図書館だからこそのメリットも。新刊本
は目利きの図書館員達がちゃんと「新刊本コーナー」に揃えてくれていて、
なによりそれをすぐ借りることができます。
大都市の図書館は、広告や新刊案内を見て当日予約を入れても20人、30人
待ちなんてこともザラ。何ヵ月後かに自分にまわってきた頃には興味も失せて
いたりして… 興味のある本がすぐ借りられる嬉しさは格別です。

リクエストすると購入して貰える確率も高いし、もちろん他の図書館からも借り
て貰えるので、雑誌以外の本ではあまり不自由しませんね。

わが弟子屈町は面積が淡路島全体よりずっと広いので、”図書館バス”を走ら
せて利用の便を図っているようです。
図書館では時折イベントがありますが、もっともっと若い人達を惹きつけるような
”文化センター”としての機能も充実させて欲しいと、私は願っています。

温室のコーナー

温室の花(ゼラニウム)

2007年04月08日

地域の活動について

 すっかり雪が少なくなり、地面が見えてきている。雪が降って白くなってもすぐに融けて、白一色から黒い地面が広がり、また道路も徐々に水が引き乾燥しつつある。なにしろ我家の周りの道路は国道や農道は別としてまだ舗装されていないのである。そして地面のところには福寿草や水仙の芽も見られるようになっている。確実に春が目の前という様子である。

 前回は、自治会活動について述べたが、自治会とは限らず地域の活動について考えてみたい。自治会以外には、NPO法人の活動や、いわゆるボランティアなどが考えられる。私はあるNPO法人の役員として、僅かながらもその活動をサポートしている。
 その法人は地域の振興や自然の保全、相互扶助などを目的とした活動をしているが、個人だけではその力は小さく、役所からの力も多くを期待できない、そんな背景から皆が力を合わせてこれらへの対応をしようとのねらいである。これに共感したからである。

 北海道の一部の都市部を除いては恐らくほぼ同じであろうが、広い地域に少ない人口、しかも高齢化が進み、自治体は財政難という状況、このような中で我々は生活していくのである。このような環境では、都市部のように自治体などからの様々なサービスは期待できないと考えるのが妥当である。つまり出来ることは可能な限り自分達でする覚悟がいるのである。たとえ高齢であろうが、甘えてはいけない。
 夕張市のような例では、大幅に役所が縮小されてその機能やサービスが減少するが、それに不満を言っていても問題は解消しないので、役所は最大限に努力すると共に、住民は自ら立ち上がって解決しなければならない、それが自治会やNPO法人などの地域の活動ではないか。

 つまり、自然の力に対するリスク、地域の生活環境に対するリスクなど、移住するに当たってはこれらを考えておくべきであり、そのリスクへの保険としてこのよう地域活動への参加を考慮すべきであろう。全面的な参加が無理であるなら、少なくも会費や寄付などは保険として生活コストの一部と割り切る覚悟が必要だ。

 その他、私個人としては移住促進への協力として、このブログを書き、町の移住促進に関する対策に可能な限り応じている。繰り返しになるが、人を増やさなければ解決の糸口さえ見つからない。特に都市部からの定年退職者の移住促進は一番手っ取り早い。そんな思いでこのブログを書いている。これも地域の活動の一つと思っている。

DSC03794.JPG

 最近の摩周湖、。正面は斜里岳。

2007年03月25日

自治会の活動について

 3月になって結構雪が降り、「今年は雪が少なく楽だな」とのんきに構えていたが、お隣の地元のご老人が「まだまだわからんよ、ドカッと降って結局は辻褄が合うんだよ」と言っていたが、そのとおりになったようだ。重い雪にぼやきながら除雪に励んだのである。
ともかく春は着実に近づいているようで、我家の池も水面がほぼ全面に広がりカモたちが群れて餌を漁っている様子が頻繁に見られるようになっている。また、陽射しも強く日中は家の中は暖房いらず、暑いくらいで窓を開けているほどである。

 なんと今日、白鳥が我家の池に訪れた、4羽もだ。昨年も1羽、2月の終わりごろから3月半ばまで来ていたが、今年も来るとは、感動だ。

 移住した地域での自治会の活動について、もう一度考えてみたい。自治会における活動は移住者の前の生活地域により様々であり、私の場合、この地の活動は以前の住みなれた場所でのそれとは異なるものである。移住者にとって、どのように関わっていくかこれが問題である。

 移住者は、移住についての考えによっては関わりたくない、と思っている人達もいるであろう。しかし仮にそう思ってはいても、その地域の特性や生活環境によっては、常にある距離はおいても関連は保つべきだ。率直に言って、会費や寄付など、ある程度は生活予算の中に組み入れ、顔は合わせておくべきであろう。

 自然を相手とした仕事をしていた場合、個人では対応が困難な場合が多い。ましてこの北海道のような広大な地では、共同で協力してことに当たらざるをえない。自然の力は大きいし、結構恐ろしさを秘めている。こんな背景が地域の団結を促すことになり、その地域の自治会へ発展し活動の源泉となってきたと思う。近年は、機械力などで個人でもその対応が可能となり、共同の意識は変わってきているかもしれないが。
 こんなことは都会においては実感できない。移住者は自然豊かな、静かな所とあこがれるけれど、反面自然の恐ろしさ、存在がまばらであることのリスクなどがあり、安心・安全への一つの担保として自治会との関連を考えるべきではなかろうか。
 もうひとつは、高齢化への対応があり、高齢化した場合の地域の援助は大切だ。地域の人達との触れ合い、互いの一声などは有効と思う。

 こんな考えの下に、今年は自治会の役員を引き受け、地域の人達と協力しつつ出来る範囲の努力をしてみる思いだ。

DSC03781.JPG

 我家の池、白鳥の湖!!

DSC03786.JPG

 その内の1羽、慣れているのか我家の方に近づいて。

2007年03月18日

ストリングチーズ

昼に気温が上がると、地面は雪融けでグチャグチャ。夜中から早朝にかけ
て零下になると、その水分が氷って午前中はツルッツルという、春先の最悪の
パターンになってきました。これをひと月程度我慢しないと、地面が乾いてき
ません。

ツルッツルの地面にふんわり雪がかぶると更に危険。滑り易いのが判り難く
なるので、うかつに踏み出せばズルッと足をとられます。怖い怖い。
私的には、夏の虫刺されと冬の雪上歩行がこちらでの2大トラブルなのです。

そういえば昨日の朝(7時頃)、ベッドに寝転がって柔軟体操をしながら何気
なく窓の外を見上げたら、白鳥が2羽かなり上空を飛んで行くのが見えました。

成層圏を思わせる濃い青い空、窓際の白樺の白い幹と枝の霧氷、その枝越し
の上空を、くっきりした長い首の白鳥が飛んで行くシーンは本当に美しかった!
今年は北海道でももう白鳥の北帰行が始まっているのでしょうか。

3日前に、チーズ造りの仲間でストリングチーズを造りました。ストリングの
名のとおり、縦に繊維状に裂けるチーズです。熟成させないフレッシュチーズな
ので(造ったその日のうちに食べられる)、あっさりしていてクセがありません。
そこが良さでもありますが、熟成させた独特の風味を持つ”本格チーズ”派に
は物足りない感じがするかも。

私は熟成チーズ派ですが、それでも出来立ての、ミルクの香りの高いストリン
グチーズは大好きです。市販の”裂けるチーズ”は酒のつまみとして人気があ
るようですが、私共手作りのストリングチーズは「離乳食のよう」と評した方が
いる位優しい味で、本当に離乳期のお子さんや子供達が好きなようです。
さっぱりあっさり塩味でミルクの風味…美味しそうでしょ。

でも造る時、特に仕上げの伸ばし作業はなかなか大変。
固まったチーズの素(硬い木綿豆腐のミルクバージョン)を70℃以上の熱湯の
中でこね、饅頭位を徐々に直径2cmで40cm程の棒状に伸ばすのですが、型
も台もなく空中での手作業ですから、出来不出来がありありと。牛蒡状あり、
ツチノコ状あり、両端が異様に太い縄跳びロープ状あり…ご想像下さい。

で、こねるのは常に熱湯の中ですから、私達は厚めのゴム手袋の下に薄手の
軍手をはめる二重装備で、それでも熱いと感じます。熱湯はチーズの素を入れ
ると温度が下がるので、常に熱湯を補給する係が必要です。

作業を4,5人でする場合は、熱湯の入ったボール人数分と補給用の熱湯を沸か
し続ける大鍋(20ℓ用)の熱気で皆汗だくになるのですよ。

伸ばしたチーズを次々に冷水に入れて冷やし、次に塩水(飽和状態)に5分程
入れて味をつけた後、ひき上げて水分を拭き取り、5cm位にカットすれば”My
ストリングチーズ”の出来上がりィ♪♪


<弟子屈のカラフルな家々⑤


2007年03月04日

ピアノレッスン・謡の稽古(その2)

ちょっとご無沙汰しました。
先週1週間東京に行っていました。目的は私の場合、昨年同様「文化体験
固め撃ち」ですが、夫は結果として「美味行脚」になったようです。

私は1週間の滞在中、ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』、アント
ニオ・ガデス舞踊団のフラメンコ『カルメン』、そして宝生能楽堂で能、三つ
の舞台を見ました。オープン間もない、六本木の国立新美術館にも行った
のですが火曜休館でアウト。普通こういう施設って月曜休館が多いのに…

大型書店や大手レコード販売店で、心ゆくまで店内のあちこちを見て歩け
るのも都会ならではの贅沢ですね。”文化”を満喫してきました。

さて、前回は夫のピアノレッスンについて書きましたが、一方私は『和』の
世界です。学生時代4年間とその後2年、古典芸能のひとつ観世流の能
(謡、仕舞、囃子)をやっていました。きっかけはすこぶる単純、友人に「クラ
ブの新入部員が足りないから来てみて」と言われ、そのままズルズルと。

やってみると、能は日本や中国の古典文学に題材をとっているので、謡本
(脚本と楽譜が合体している)を繰り返し練習していると、自然に古典の文
章が頭に入り、国文科の私にはなかなか勉強に役立つのでした。

結婚して稽古をやめてから30余年。ポピュラーとは言い難い趣味なのです
が、意外なことにこちらで稽古を再開することができ楽しんでいます。

先生は「弟子屈町の文化を一身に集めている」と評されるK女史。宝生流
の能、詩吟、書道、民謡舞踊、生け花、フラワーアレンジメント等全て資格
を持っておられ、和歌もたしなみ、その上、知的な働く女性の草分けとして、
釧路地方で女性第1号の”歯科技工士”の免許を取得されているとか。

ご自身で能も何番か演じておられ、謡の声は現在も力強く響きます。
私が学生時代に習っていた流派とは違うのですが、観世流の先生がこちら
に居ないので、エイヤっと宝生流に乗り換えた次第です。


弟子屈のカラフルな家々④

2007年02月11日

ピアノレッスン・謡の稽古(その1)

2月になってから、庭で時々キタキツネをみかけます。どうしたのかな。

キタキツネは、近くの摩周湖からの下りの道路にはちょくちょく出没し、人馴
れしているので、観光客も車を止めて写真を撮っていることが多いのです。
でも私共がここに来てから過去3年間、家のまわりで見かけたことはなかっ
たのに。暖冬で積雪が少ないので、地面が出ている所をちょろちょろしてい
るヤチネズミでも捕食しようとしているのかな。

つい珍しい自然の話題を書いてしまいますが、『美留和の四季』のコンセ
プトは ”意外に都会的な生活” だった筈と思い返すと、私は最近ワイルド
なトピックばかり書いてるな、と…
これを「語るに落ちる」というのでしょうか。

で、今回・次回は挽回して、夫と私がここでやっている稽古事について。

夫はここに来てから、小さい頃やっておけばよかったと念願だったピアノの
レッスンをしています。ピアノは子供達の使い古しのアップライトを運びまし
た。ピアノの運送費用が引越代とは別途かかるので、散々迷った末に持っ
て来たのです。調律は、釧路から片道1時間半かけて来て貰いました。

手ほどきは、最初は近くのペンションの奥さんが出張教授をしてくれました
が、昨年引越されたので、今は別の先生の自宅へ出かけてレッスンをして
頂いています。

この先生、東京は本郷(東大の近く!)から移住された50代の男性で、か
なり個性的な方。音楽はスウェーデンで学ばれ、日本の技術中心のピアノ
レッスンには非常に懐疑的で、夫はいつも「心で弾いて下さいね。理系の
人はどうも心が足りない」と言われ続けているようです。

今のところ、夫にとっては「心で弾く???」らしいのですが。


弟子屈のカラフルな家々③(ログハウス)


2007年01月07日

停電だ!

初日の出のおめでたい画像は送信済みなので、今日のトピックは年の初め
に書くと1年中お金に縁ができそうで、私の”生き物シリーズ”の掉尾を飾る
(かもしれない…)アレについて書こうかなと思っていましたが…

とんでもない!道東は昨夜から低気圧の接近で荒れ模様。夜中はゴウゴウ
と音を立てて強風が吹き荒れました。その影響で?午前中2時間近く停電。
ライフラインの途絶の影響を書かずして、なんで『移住ブログ』の役に
立ちましょうか!
 

停電って、大都市ではほとんどありえない、もう死語に近いかもしれません。
一瞬止まってもすぐ復旧するので、阪神大震災級の自然災害がない限り、市
民生活にすぐ影響が出るようなことは少なかったと思います。

ところがこちらでは時々停電があります。原因は大風、落雷等の気象条件で
しょう。それは仕方がないのですが、復旧に時間がかかるのが都会に住んで
いた者にとっては結構つらい。

TV、コンピュータ、電話(ケータイはOK)がつながらないのは勿論、温泉や自
噴の井戸水を汲み上げるモータが動かなければ家の中に水が来ない
ということは、キッチンで水が使えないしトイレの水も流せない。
特に冬季の暖房関連では、我家には薪ストーブがあるから良いものの、灯油
を使う床暖房装置もストップ、ファンヒータも使えないからそれだけに頼ってい
ては死命を制しかねません。

今日も雪を踏み分けて自噴井戸にたどりつき、水をペットボトルに数本確保。
風呂水をバケツで汲んでトイレを流し、冷蔵庫内の肉・魚を取り出して容器に
入れ、戸外の雪の上に(充分冷蔵庫代わり)。

地元の北海道電力では「停電になると直ぐ次々に電話をかけてきて、いつ
復旧するかと一番騒ぐのが、(移住者の多い)美留和地区」と言われている
ようです。

ガス(プロパン)が使えるので調理や一部暖房は可能ですが、これとて荒天
が幾日も続き道路が遮断されれば補給が危うい。

想像し難いかもしれませんが、こちらの道路には要所要所(かなり細かく)
に道路閉鎖ゲートが設けられていて、その地域に近づくのが危険な状況の
場合は閉められます。つまりその地域は”陸の孤島”になり、大自然の猛
威が過ぎ去るのを周囲は見守っているのです。「君子危うきに近寄らず」??


弟子屈のカラフルな家々①


2007年01月01日

元旦

 新年おめでとうございます。
 今年も北海道への移住促進に協力すべく努めてまいります。よろしくお願い致します。

 さて、初日の出を見てまいりました。場所は、藻琴山の中腹にある駐車場です。当初は、多和平に行こうと思ったのですが、途中で霧に出会い不安になり、行き先をこちらに変更しました。
 摩周湖の外輪山から上ってきた日、屈斜路湖上には雲海が広がり、幻想的な素晴らしい風景でした。外気温は恐らくマイナス20度C以下であったろうと思います。ちょうど7時ごろに日の出となりました。
 
 まずは穏やかなスタートですが、いまや冬本番、厳しい冬を元気に乗り切って行きます。MS&NS

DSC03620.JPG

 摩周湖の外輪山からの初日の出、右手に硫黄山。


DSC03627.JPG

 屈斜路湖上の雲海。

2006年11月19日

冬への備え、その2

 今週12日はこの美留和もいよいよ冬到来と実感させる初雪があった。ブログのお仲間の皆さんも初雪便りを載せられていた。我家も薄っすらと雪化粧をして寒さも厳しくなり、冬到来への備えを再確認している。

 前回に冬への備えの有様を述べたが、家や生活の面からも見てみよう。
まず、我家の構造だが断熱気密構造がしっかりしている。発泡ウレタンなどの断熱材が壁や屋根裏などにびっしり入っている。窓はペアガラス、窓枠も樹脂製断熱サッシなどが使用されている。木製の枠も有効とのこと。いわゆる外断熱という構造が有効のようで、結露に注意が必要である。今の北海道の新築住宅ではこれらの配慮は当たり前のようだ。

 床暖房も備えていればなおさらである。この床暖房というのは実に快適である。寒さは足元からといわれるが、じわっと足元から暖かくなる床暖房、厳しい寒さの北海道では特に有効で、これにストーブがあればそれこそTシャツ1枚で過ごせるのだ。しかし、床暖房やストーブは燃料が灯油だと、昨今の原油高や温暖化防止の観点から、適正温度管理に努めなければならず、Tシャツ1枚は夢と考えなければならないだろう。我家では通常23度前後を目標にしている。夜中にはストーブなどを止めるようにしている。
しかし、真冬には明け方に最低気温がマイナス30度近くになるが、夜中にトイレに行くのに寒くてベッドから出るのがつらいことはない。この点では、東京の生活は結構つらかったように思っている。

 道東は寒さは厳しいが、雪はそれほど多くもなく結構晴天があるように思う。日中は陽射しがいっぱいで、その時暖房は全部切っても充分暖かい。
 周りに木があればこれらが落葉樹であると、夏は葉が茂り陽射しをさえぎり涼しく、冬は葉が落ち陽射しが家の中まで入り暖かく、省エネに貢献する。

 次に水の管理である。トイレや台所、洗面所などが凍結したら大変で凍結防止対策が必要だ。幸い我家は断熱構造や床下の構造、床暖の効果などもあり、あまり凍結の心配はする必要はない。ただし、真冬に長期間留守にする時は別である。
 家の構造は大変重要な要素である。

 生活面では、吹雪や豪雪の時は道路の除雪が遅れ、車を出せず家にこもらなければならない状況も覚悟しなければならない。食料品もある程度の備蓄が必要だ。車もガソリンをこまめに給油する。外出し吹雪で動けなくなった時など、暖房のためエンジンをずっと動かし続けておけるようにするためだ。小型のスコップ、長靴、防寒手袋なども車に積んでおく。

 ともかく、都会生活では余り考えることもなかった冬への備え、様々なことがある。

続きを読む "冬への備え、その2" »

2006年11月05日

美留和の紹介

 弟子屈町在住の写真家、藤泰人さんが美留和を airbepal で紹介しています。

 www.airbepal.com

 毎日届く自然の宅配便、バックナンバー1273号をご覧下さい。

冬への備え、第2回ミニミニコンサートの開催

 ブログのお仲間のKEIさんやnatsumiさんが書かれているように、私達も冬への備えを始めている。車の冬用タイアやワイパーの交換、さらにオイルの点検などの車関連がある。次に薪の準備やストーブとその煙突の状況、床暖の具合のチェック、除雪機の整備点検などもある。また、夏に世話になった刈払機、乗用タイプの草刈機の清掃や点検、塗装なども行う。植物の世話も必要だ。夏から冬への様々な交代がある。

 その中で、ストーブ用の薪の準備。本来は夏の早い時期に薪割りなどを行い、それらを積み上げ乾燥させて半年、できれば1年以上ねかせたものが良いようである。木の種類は堅いもの、例えば楢など、が火持ちが良く薪として適しており、エゾ松や落葉松などはヤニがあり適しているとは言えないようだ。薪の原木は、近所の方の話では、森林組合などから購入しているとのこと。昨年から原油高で灯油の値段が上がり、薪の需要が高くなっているだろう。
 たまたま近所の方から譲ってもらった雑木があるので、これらをチェーンソーで切り、斧で薪割りを行っている。幸い薪の在庫は2~3年分ぐらいあり、時期としては遅いが、いずれ必要となるので行っている。夏の間は草刈りなどに追われて、ついつい先延ばしにしていた結果である。この薪割りがどの程度の量になるか、それによっては来年、原木を購入して本格的に薪作りに取り組まなければならない。
 冬の薪ストーブは、手間隙かける煩わしさがあるが、燃やした時の遠赤外線と炎の暖かさは素晴らしい。

 除雪対策としては、我家は除雪機が大切である。玄関周りならばスコップなどがあれば良いが、道路までかなりの距離がありその部分は自分で除雪機で雪を吹き飛ばし除雪。街中では除雪した雪の処理が問題だが、我家では問題なし。
 このあたりは、真冬にまた話題としよう。

 さて話は変わるが、昨日今日と、第2回ミニミニコンサートが、7月30日のブログに書いたとおり、同じ企画者および開催場所によって開催された。今回は芸大の学生さん達によるピアノ五重奏、メインはモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークとドヴォルザークのピアノ五重奏曲第2番イ短調作品81。聞き応えのある、力のこもった演奏であった。多少硬くなっていた模様だが、演奏は場数が大切、遠路はるばる弟子屈町で熱演されたこと、感謝感謝である。開催企画者M氏、開催場所の『宿・花ふらり』のオーナーF氏、そしてサポートされていた方々にも同様である。
 小さなコンサートであるが、きらっと光るもの、弟子屈町の文化的な楽しみの一つとして、今後とも継続されることを願っている。
 なお、12月にはクリスマスコンサートが企画されているとのこと、楽しみである。

続きを読む "冬への備え、第2回ミニミニコンサートの開催" »

2006年10月30日

ご近所付き合い

秋もフィナーレを迎えています。今、私が一番美しいと思うのは黄金の落葉松。
毎年、お隣の敷地にある1本の背の高い落葉松が金色に輝くと、あれは「秋の
王」のようだと思います。

隣のお宅はいわゆる別荘族で、春から初秋にかけて何回か滞在されます。
それ以外の時は、私共はお隣の庭も借景で、存分に広い景色を堪能させて
頂いています。定住者と別荘族ではおのずと親しさも違いますが、別荘族で
も滞在中はゴミ置き場の清掃当番をする方達がいて、地域に協力的なのは
やはり好感がもてますね

美留和の、特に私共の住む地域は温泉付分譲地として開発された所で、今や
地元の方より移住者の方が多いのではないかという勢いです。
地元の方達は、以前は酪農や農業をしておられたのですが後継者はなく、高齢
になった現在は、野菜や花作りのコツ、地元の料理などを移住者に教えてくれた
り、作物やを料理を気前良く分けて下さいます。懐に飛び込んでいけば、どなたも
誰にでも同様に親切です。
道内の近くの市や町(といっても広い北海道、車で2時間はかかる。特に冬、遠
距離の雪道運転は地元の人ほど慎重)に住む子供達や親類の代わりに親しみを
もってくれるのかもしれません。

さて、移住者のお仲間達。大体1軒あたり500坪内外の敷地に住んでいるので、
プライバシーは保たれます。従って各々のライフスタイルによって、近所付合い
を楽しむ方、自分達のライフスタイルを優先する方などいろいろです。
まあご近所の噂として「あちらは近所付き合いの少ないお宅」という場合も、それ
はそれでいいんじゃないのという感じですかね。移住者は都会暮らしだった人が
多いので、そのあたりは都会並みにあっさりしているのでは。

出身地や趣味が同じで親しくなるケースが多いようですが、料理上手というのも
社交には極めて有効な気がします。因みに私は話を聞いて「それ、美味しそうで
すね。味見させて」ばっかりですが。

先週の我家の庭

2006年10月01日

ドーダ(?)チーズ

先週のブログで、夫が『蕎麦打ち』から私の『チーズ作り』に振ってくれたので
今回はチーズ作りについて。

地元のチーズ作りグループに参加して2年経ちます。酪農地域なのに、店頭
にあるチーズの種類が少なくて残念に思っていた時に、近所の方から「チーズ
を自分達で作っていますが、興味があればどうぞ」と誘って頂き見学に行って、
そのまま現在まで続けています。

会員は13名で、移住してきたメンバーが多いのです。月にほぼ2回、ゴーダ
チーズやストリング(裂ける)チーズを作ります。自分達で作ったチーズは美味

川湯ふるさと館にチーズ加工室があり、作成当日は朝9時から夕方4時頃迄
手作業で、40ℓの牛乳を10分の1の分量にまで加工し、”1kg玉”のゴーダチー
ズ4個を作ります。費用は牛乳代¥800のみ。(これは当日の参加者が4~5名
の場合。参加人数、乳量によって変化あり)。

しかし、これで終わりじゃない。これからがチーズの風味の決め手となる熟成期
間に入ります。一昨年完成した熟成庫で寝かせるのですが、最初の10日間程
は毎日手入れが欠かせません。その後も週に何回かはカビが生えていないか
等チェックし手入れを怠らず、3ヵ月後にやっと完成です。

東京の友人達へのお土産に、黄色くずっしりとした丸ごと1個の”1kg玉”のチー
ズを持参すると、皆「凄ーい」と大感激。その1個を切り分けて食べる時の満足感!

しかし冬期は悪天候の場合手入れに出かけられない為、熟成を待たないストリン
グチーズ(当日完成するフレッシュチーズの一種)を作っています。
これもさっぱりした味で美味しい。

私共のグループは結成10年ですが、初期は加工室も熟成庫も無かったので、ト
ラブル続きだったとか。町の施設の中に加工室と熟成庫ができたのは一昨年の
こと。初期からのメンバーの皆さんの努力と不屈の志に敬意を覚えます。

私共のチーズを専門家にみてもらったところ「よく出来ているが、ゴーダチーズと
称するにはやや違う(硬さが少ないらしい)。ゴーダ風チーズというならOK」との
評だったとか。
メンバーのひとりが家に戻りその話をすると、ご主人が「じゃあゴーダならぬ、
”弟子屈風ドーダ(!)チーズ”と名乗ったら」と言われたとか。お茶目!!


先週の我家の庭

2006年09月17日

お買物 

良い天気が続いています。
昨日、友人を女満別空港へ送った帰途は、まさに「実りの秋」を実感したドライブ
でした。広々とした農地に収穫用の農機具が動き、大空は青く広く、時折雲に隠
れた太陽が黄金の光を放って、”収穫の神”が降臨したような日だと思いました。

さて、友人・知人が来訪すると大抵「買物はどうしているの?」と聞かれます。

「町にスーパーが3軒あるから、食品は大体週に2、3回位買出しに行く」
「日用雑貨もスーパーか、小さいホームセンターかコンビニで間に合う」
「電気製品やスポーツ用品等は、中標津か釧路まで行くとそこそこある」
「衣類や本、CDなんかはインターネットで探して買うのが正解」
以上が答えです。

美留和から弟子屈町内までは車で15分ほど。主に食品を扱うスーパーは道内
大手スーパーのF店、JAが経営するM店、そして地元のS店です。

F店は店も大きく明るくて、都会の店と遜色なく気持ちよく買物できます。今年か
らカード払いも可能になり便利。
M店は最も古いスーパーで、店内もそれなりに古色蒼然…しかし私は最近ここ
を見直しています。同一の品物の種類が豊富なのが有難い。例えば醤油や冷
凍食品なども、色々なブランドの色々な形態がわりあい揃っています。これは全
国規模のJAが一括して仕入れをしているから可能な品揃えなのでしょうか。
しかしJAにしては野菜や果物が割高みたい。
S店は生鮮食品で勝負。安いので、毎週水曜の特売日はごったがえしています。
店内は”おしん”のスーパーな感じとでもいいますか…  ここは現金払いのみ。

日常生活の買物はほぼこの3店に尽きると思いますが、外部から来た人によって
は、F店しかスーパーとは認めないという人も。また町まで買物に行く気がしない
人達は生協の配達を頼んでいるようです。

他に菓子屋、酒屋、花屋、本屋、時計屋、電器屋、衣料品店等の専門店もありま
すが、どの業種も1、2軒程度です。

で、「気の効いたショッピングならネット」ということになるのですが、泣き所は送料。
北海道への配送料金は高い!!
北海道人に限ったことではないかもしれませんが「××円以上買うと配送無料と
書かれてると、ついそこまで買っちゃうのよねー」との知人の言には実感ありです。

アカマンマ9月.jpg
先週の我家の庭

2006年09月10日

日常生活と運動、その続き

 弟子屈町での運動の様子についてもう少し紹介する。
 プールは川湯に町立の温水プールがあり、通年で楽しむことが出来る。私達もそのプールで開催されている教室に通い運動に努めている。

 次にゴルフ事情について。弟子屈町には弟子屈カントリークラブというパブリックコースがある。残念だが冬は雪のため閉鎖、5月から11月の間プレーが出来る。練習場はこの町にはない、よって本番が練習、練習が本番というような気持でプレーとなる。美留和からは車で15分ぐらい、東京では考えられない近さ、様々な費用を考えると平日では東京の三分の一ぐらいで済んでしまうだろう。近いから、終わってもシューズを履いたまま、すぐに家に帰り温泉に入りビールを飲む、こんな楽しみ方が出来る。
 ゴルフは若い頃に楽しんでその後ご無沙汰してしまった。思い出しつつあるが、結果は散々、人様に言えるようなるには時間が必要だ、でも家では適宜練習を行っている。

 他には年配者向けには、パークゴルフやゲートボールがある。パークゴルフ場とゲートボール場は町内に結構あるので、これも楽しめる。私は今のところこれら二つはやっていない。冬は、ゲートボールが屋内で出来る施設があるのでそこで楽しめるが、限られる。
 さらに、釧路圏摩周観光文化センターという施設がある。体育館も兼ねた総合ホールであり、アスレティックジム、テニス場、野球場などがあるが、ちょっと手軽にとは行かないのが残念だ。
 もう一つ、クアハウス屈斜路湖がある。これは温泉施設であるが、簡単なアスレティックジムも付属している。ここで汗を流して、そのまま温泉に入るのも楽しい。オートキャンプ場や屈斜路湖がとなり、夏にはキャンプ、水遊びに運動など、そして温泉といろいろ楽しめる。私は、ここのジムで自転車などの有酸素運動をして温泉という利用方法だ、プールに次いで利用している。

 ざっとこんな状況だが、結局冬にはこれらの利用や楽しみが限られてくる。その代わりがウインタースポーツ、スキーということになる。
 前に述べたが、移住を考えている地の施設や状況は良く情報を入手し、自分の生活のなかに組み入れられる運動を考えておくことは大切だ。なにしろ、意識しないと歩くことが少ない、これが問題なのである。

続きを読む "日常生活と運動、その続き" »

2006年09月03日

ロシアは近い

日没が早くなりましたね。一昨年の10月半ばに移住し、冬至までどん
どん日暮れが早くなって、4時前から暗くなった時には侘しかった。
つくづく、ここは東京より東側なんだなーと思いしらされました。
ということは、逆に夏は朝が早い。3時半頃には明るくなっています。

さて、今日はやっぱり近いロシアのこと。
移住してまもなく、とても感度が(地域的に)悪いラジオを必死に選局して
いたら、すっと入ってきた局がありました。少し雑音があると思いましたが、
番組が私の大好きなロシアのディミトリ・フヴォロストフスキー(舌咬みそう)
というバリトン歌手の特番なので聞き入っていました。

そしたら最後に「この番組では皆様からのリクエトを受け付けています。リク
エストの宛先は、サンクトペテルブルグ市○丁目○番の○○局云々」という
ではありませんか! なに? ロシアの日本語放送だったの!
どうりで、番組中のディミトリ様情報もえらく詳しいなーと思った筈です。

隣町中標津町の大型ホームセンターのレジには、日本語対訳でロシア語の
注意事項が表示されています。あのローマ字が時々逆になっているような文
字ですね。3項目の注意事項をじっと眺めていたら、ひとつわかった単語があ
りました。「~できない」などの否定表現は”ニエット”というようです。
曰く『両替できません』云々。
この店以外やホテルでもロシア人らしい人達を見かけることがありますよ。

東京にいるとロシアは遠い国でしたが、こちらでは身近な国ですね。
北方領土の島影は肉眼で見えるし、魚屋さんの店頭ではロシア産という
表示が沢山あります。最近も根室港所属の漁船がロシアに拿捕されて…


先週の我家の庭

2006年08月27日

日常生活と運動

 先週家内が弟子屈町のプール事情について書いた。その続きを述べたい。
 私のような歳の者にとっては、適切な運動は健康維持に極めて重要である。定年退職前には、意識して運動を余り考えたことはないが、この地に移住してから状況は違う。都会生活では、通勤などが大きな運動、つまり歩くことや混んだ通勤電車に乗っていることがそれであった。通勤には階段の上り下りが多く、これも有効な運動になっていた。
 しかし、こちらに来てからは日常の移動は、ほとんどが車に乗っていることで歩くことは少なく、しかもフラットで階段の上下などほとんどない。日常生活の中にいかに運動を組み入れるかがポイントとなる。

 運動は、日常生活のなかでもいろいろあるが、体全体にバランスがとれたものは少ない。田舎暮らしでは、日常生活では農作業などが体を動かすことの中心になるが、これは結構腰とか腕とかに負担となり、都会生活をした者にとってはつらい、体ができていないのである。若い者ならいざ知らず、歳をとった者には少し無理がある。
 私は定年近くになり腰痛もちとなり、これは今も変わらない。いろいろな作業をするがこの腰痛とうまく付き合いながらとなる。例えば、夏の代表作業の草刈りは刈払機を使っての作業、これは腰を左右に振ることが多い。冬の代表作業の雪かきはスコップを使って腰を上下に動かすことが多い。腰の上下は腰痛にはつらいので雪かきの方が負担は多いが、我家では除雪機による作業がありそれ程でもないので、まあ夏も冬も同じようなもの。農作業は腰の上下が多く腰痛にはきついので、あまりしていない。ともかく腰痛と上手く付き合いながらの作業である。

 そこで、腰痛の改善も兼ねたバランスのとれた運動が必要となる。散歩は簡単で手軽なものだがちょっと物足りないのでプールの利用となる。週2回の水中ジョギング、1回の水中体操、これらはとてもバランスのとれた運動である。もちろん水泳も良いがちょっと運動量が多いので、歳をとった者にとってこれらは都合が良い。時間も45分間と適当だ。
 家内が書いたようにこの弟子屈町には通年営業の温水プールがあり、これらの運動の指導教室が開催されておりしかも町民は傷害保険料を負担するのみで無料だ。

 冬にはスキーなどウィンタースポーツができるが、これらもプールの利用とうまく組み合わせると楽しい運動となる。冬は、この地は寒さが厳しく最低ではマイナス30度近くにもなり家に閉じこもりがちになるので、なおさら運動、体を動かすことが大切だ。

 健康維持のための運動、これを日常生活にどのように取り入れ活用するか自分の体調とよく相談すること、さらにこれらの運動のためのインフラの整備の調査なども、移住する上で充分考慮する事項ではないか。北海道は冬が長く寒さが厳しいので、冬のことはことさら考えておくべきであろう。

続きを読む "日常生活と運動" »

2006年08月19日

プール事情

今日の甲子園、駒苫vs早実素晴らしい投手戦でした。私共は東京出身
なので、どちらも応援したくて悩みました。明日の再試合も両校頑張れ!

スポーツといえば、埼玉県のプール事故(排水口の蓋の件)後、私共が
利用している、弟子屈町町営の『川湯温泉プール』でも手直しがあった
ようです。私共は週2回”水中ジョギング”、週1回”水中運動”の教室に
通っているのです。

川湯温泉プールというと、温泉水を利用したプールかと思われるかもしれ
ませんが、ああいう個性的な温泉水(前回の夫のブログご参照)はプール
には不適でしょう。単に”川湯温泉”にあるプールという意味です。

ここは、25mが6コースあるほか幼児用のプールもあり、何より道東地域で
通年営業をしている数少ないプールなのだそうで、冬場には近隣の町村か
らわざわざ利用者が来ることもあるとか。

東京の施設と比べると、トイレ、シャワー等の設備が貧弱で直して欲しいと
思いますが、さすが極寒の土地柄”採暖室”(サウナもどき)というのがあり
ます。

”水中ジョギング”は毎回5、6名、”水中運動”には20名以上の参加者がい
ますが、いずれも平均年齢は60歳前後かなー。都会のスポーツクラブでも
昼の時間帯はシルバーエイジが多いですよね。

大体1日に1つの”教室(45分間)”が設定されていて、それに出るのは無料。
それ以外の利用は有料です。そして人気の”初心者水泳”、”水中運動”の
教室がある日は、役場のマイクロバスの無料送迎サービスもあります。

インストラクターの方達も熱心、かつ利用者が自分の水着姿に余り引け目を
感じなくても良い位の方達なので、楽しく利用させてもらっています。


先週の我家の庭

2006年07月23日

健康診断

先日、年1回の定期健康診断に、夫と釧路の赤十字病院に行きました。
釧路までは車で1時間半弱かかるので、8時スタートの検査にあわせて
6時半に家を出発。検査そのものは10時半頃終わりましたが、前夜から
絶食なので、ブランチのような食事を摂りおえたらドドッと疲れがでて…

勿論、我が弟子屈町にも公立病院(JAが母体の摩周厚生病院)はあり、
そこで健診も受けられますが私共の場合、夫の仕事の関係(退職後も)
で指定病院が釧路の赤十字なので、遠路はるばる行くのです。

弟子屈町の病院事情を少し。摩周厚生病院は公立ですが、総合病院で
はありません。内科、外科、整形外科、眼科の診療ができます。夜間や
緊急時の対応も可。手術もOKらしい(幸いに?私共はその機会が無い)。
因みに、病院は建て替えられて清潔で立派な建物です。

町には内科中心の個人医院が3軒、歯科が5軒、他に川湯温泉病院(老
人病院・滞在型)があります。私は内科の1軒で胃カメラ検査、歯科の1件
でインプラントをやって頂きましたが、特に不安や問題はなかったですよ。

難しい病状の場合は、釧路か北見へ行くというのが一般的らしいです。
(弟子屈町医療関係の方、情報に間違いがあったらごめんなさい。移住
して2年足らずの見聞です)

DSC02977.JPG
先週の我家の庭

2006年06月28日

草刈

 6月の美留和の天候は雨と曇りが多く冴えなかった。5月は晴れの日が多く良い気候であったが、一転して不順で、外出も多かったこともあり、草刈のタイミングがずれてしまった。一部草刈を行っていたが、先日の24日と25日の晴れの日に全て刈り終えすっきりした。

 草は雪融け後に芽を出し、5月中ごろより伸び始め天候が冴えないにもかかわらずぐんぐん伸びて、6月中ごろには第1回の草刈を終えなければならなかった。我家の草、雑草が主体で牧草もあるが、忘れな草や白い清楚なエンレイソウなど、様々である。この綺麗な一部の草を残しながら、雑草類をばっさりと刈り取った。
 雑草は生命力が強い、弱肉強食、ともかく強い草がどんどん伸びて他を圧倒していく。苗木はこの雑草に覆われ育ちに影響するし、木も下草を刈ってやると風通しが良くなり気持良さそうだ。刈った後の草は一部始末したり、大半はほっておき、それらは落ち葉のように積み重なりいずれ土に戻っていく。
 
 この草刈、手動のガソリンエンジン付刈払機で行う。今年は、これだけでは大変で乗用タイプの草刈機
も導入した。手動タイプはナイロンコードとチップカッター付ディスクの2種類を草の状況により使い分けるが、実に効率的だ。都市生活では、雑草を手などで取るのが普通で、見たことはあったが実際に使用したのはこちらに移住した昨年からであった。結構腰に負担がかかり大変であったが、コツをつかめば何とか使いこなすことが出来、刈り終わると気持が良いものである。
 このエンジンは、20ccぐらいからいろいろあるようだが、力と効率面から25cc以上が良いと思う。しかし女性にはちょっと重いようだ。
 しかし、このエンジン付刈払機、一昔前にはなかったもので、その当時の草刈はどんなに大変であったか、想像しただけでもぞっとする。

 草刈は月1度ぐらいのペースで、状況によっては2度ぐらい行い、秋口の9月まで続く。草刈は夏の重要な仕事であり、田舎暮らし・スローライフには欠かせない、もしつらいようであればこの暮らしを考え直した方が良いかもしれない。
 
 6月は新緑から濃い緑に変わり葉もしっかりと茂り、林の中の中の道は緑のトンネルになりつつある。我家も緑に覆われ、花も咲き始め、夏が近づきつつあるようで楽しみである。

 
 

続きを読む "草刈" »