冬は冬なりのおもしろさ
昨日、今日と例年通りJR釧網線『SL冬の湿原号』が弟子屈町の川湯
温泉駅まで運行され、沿線でも例年通り鉄道ファンやカメラマンがSLの
おっかけをしていました。
釧網線と平行している国道391の路肩には、良いポイントと思しき所々に
車が停まって、いつもの閑散とした冬道とは違う賑わいなのも例年通り。
川湯温泉駅ではSL特需で、顔見知りの若い地元の人達が乗客や見物
人の整理とか駅前の飲食店のアルバイトにかり出されます。
冬季の仕事がほとんど無いこの辺では、たった2日間とはいえちょっとした
お小遣い稼ぎになるかもしれません。
私共も移住した年の冬に『SL冬の湿原号』に乗車しました。
夫は機械好きなので満足したようでしたが、私にとっては列車内はフツー
の列車内であり、たしかに車両内にだるまストーブがあってスルメをあぶっ
ている人もいましたが、それは観光列車だからのイベントで、車窓からの
景色もフツー(丹頂ツルが見えた場所や、エゾ鹿が数頭、線路脇にいた所
もありましたが、そんなのはこの辺ではそれほど珍しい光景でもない!)
なので、あまり楽しめませんでした。
『SL冬の湿原号』は乗るより走る姿を見るべきものだと思います。
ところで、上の写真は湯気でくもったガラス窓を楕円形に拭いて外の
景色を見たものです(説明しなくても分るか…)。
ちょっとアールヌーヴォー調に見えませんか?ガレとかドーム兄弟
のガラスデザインの発想は実はこういうところからかも…などと冬の朝
お風呂に入りながらこんなことをして楽しんでいます。
もうひとつ、お風呂の窓を開けるとガラス面の水滴がしたたり落ちなが
らすぐ氷って、ひずみガラスのようになるのです。そのゆがんだ面を通
して見る外の景色も、とてもふしぎで美しい。バロックってこれか?

