冬はどう過ごす?
「急に寒くなったねー」と言う人が多いこの頃です。
東京から帰った15日には、女満別空港から美留和の自宅までずーっと雪景色
で驚きましたし、その後4、5日はうっすらと雪が積ったままでした。
このあたりを境にぐっと冷え込んできました。土が凍って硬くなり、まさにツンドラ!
東京では、天気予報も”北海道”というと”札幌”の天気だけを放送すること
が多いので「北海道はもう雪で大変でしょう」などと言われますが、これは天気
予報の片手落ちというもの。
広い北海道の中央を走る大雪山系をほぼ境界線として、札幌方面の日本海
側と釧路方面の太平洋側では天候が大きく違うのに、札幌の天気を代表とし
てひとくくりに”北海道の天気”というのはどうかと思うなー。
端的に言えば、冬、雪の日が多いのが札幌方面(日本海側)で、冬でも晴れ
の日が多く雪は少ないけれど気温がぐっと低いのが釧路方面(太平洋側)
です。
だからこの辺で屋根の雪降ろしという作業はする必要がありません。札幌辺りで
見るような除雪による”雪の壁”も、こちらでは規模が小さいのです。
住めば都、この辺の人達は「どんなにシバレても雪が降らない方がいいわー」と
言い、移住してきた私達も「そうだ、そうだ」。
私共も移住候補地として札幌近郊を考えたことがありますが、冬訪れた時に見
た圧倒的な積雪量と、見上げた灰色の空からとめどなく降ってくる雪に躊躇して
しまいました。
東京では友人達に必ず「冬が長いんでしょう?どうやって過ごしているの?」
と聞かれます。雪があるのが12月から5月中旬頃まで約半年間ですから、確かに
長い冬です。
そうですねー。読書、ビデオやDVDを見たりオーディオで音楽を楽しむのは当り前
すぎますか。でも何にも煩わされずにゆっくり浸りきれるのは、雪で閉ざされた空間
と都会とは違う時間の流れの中にいるからでしょうね。
移住する前の2年間ほど点訳ボランティアをしていて、今も細々と続けているので
冬はこれに集中する絶好の機会です。PCに点訳ソフトを入れてあり、キーボード
から点字(6点)入力して、点字データをディスクに保存。このデータを校正してもら
い、東京のヘレンケラー協会点字図書館に納めています。
東京で点訳講座を一緒に受講した仲間が、今でも校正など何かと面倒をみて下
さるので脱落せずに続けたいのです。
でも昨冬は、この夏のロンドン・パリ旅行の計画、立案、交渉を孤軍奮闘でやって
いたため、点訳はほとんど手付かず状態。今年の冬こそはやり残してある本の点
訳を仕上げたいと思っています。

