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2007年04月29日

車と道路

いよいよこちらも春めいてきました。
ウグイスが鳴き、カエルも盛んに鳴いています。自噴の井戸から池に通じる
小さな流れにクレソンが増えてきているので、先日摘んで食べました。
シャキっとした食感とかすかな苦味が美味です。
白樺の樹液が採れる時期なのでペットボトルにどんどんためて飲んでいます。
かすかに甘くてすっきりしたのどごし。コーヒーを淹れたり、ご飯を炊いたり、
氷を作ったりしてみました。

今、池にはオシドリのつがいが来ています。私はオシドリを日本画などの絵
で見ることが多かったので、絵に描かれた、たいてい水に浮かんでいるあの
丸っこい姿の鳥が空を飛ぶのが想像できませんでした。
飛ぶ姿はカモに似ていました。絵のとおり美しい鳥です。

さーて連休!この2日ほど確かに車の数が増えています。
と言っても、国道に出ると対向車によく行き逢う、前方や後方に車が見える…
という程度の増え方ですが。
そうなんですよ。ふだんの日は前後左右に車影なしで数分走行なんてことも。
交通渋滞?皆無!あ、旧盆の時、町の入口の交差点が信号2回待ちになる
時があるらしいです。

なにしろこちらの交通事情といったら、都会の人の想像を絶する快適さ。
車が車としての機能を完璧に発揮できる状態でしょうね。
道路はまっすぐ、信号も少ない、車も少ない、人も少ないので高速道路感覚
で普通の道路が走れる(おっと、いけない、道警が口を酸っぱくして注意して
います)。

道路がまっすぐといえば、ずーっと遠くまで見通せるのが、かえって都会の
道路に慣れた者にとっては距離感が違ってちょっと変な感じ。
私はこちらで運転し始めた頃、遠くに見える対向車線の車が動いているの
か止まっているのかとっさに判断し難いことが何回かありました。

こちらの道路事情、私の感じとしては「教習所内の教習の環境がずーっと継
続している」または「高速道路教習で他の車がほとんど走っていない、走って
いても”高速”ではない」というところでしょうか。

しかしともかく、電車やバスがほとんど無く、あっても本数が少ないこの辺り
では1家に1台又は1人に1台の車は必需品です。車の運転免許無しの人
はかなり生活に苦戦を強いられますよ。

町の文化センターで催しがある夜に次々に車で乗りつける家族や、地区の
集会所で縫い物の集まりがあって、それぞれ自分で車を運転して来る女性
達を見ていると、アメリカ映画の田舎町のそんなシーンを思い出します。


温室の花(オキザリス)

2007年04月22日

春が到来

 先週の日曜日は雪に覆われたが、この1週間で急速に雪融けが進み、日陰など一部を除いて地面全面が顔を出した、春到来である。フキノトウは勿論のこと、福寿草や水仙も芽を出し、ようやく今までの無彩色から色とりどりの世界に向かいつつある。
 気候の変わり目であり、天候も落着かない。しかし動物達は活発に動き出し、子育てなどに忙しくなるようだ。我家の池には、マガモ、コガモなど、さらに丹頂鶴も訪れたり、カエルの合唱もにぎやかである。

 昨日今日と、恒例となった「花ふらり」のミニミニコンサートが開催された。美留和に住むM氏と花ふらりの好意によるもので、今年は6月、7月ほかに計画があるようだ。昨年からの小さな文化的な催しが続くこと、大変意義あることであり、弟子屈町の多くの人達に参加してもらいたいものだ。若手の音楽家にとっては発表の場であり、弟子屈町の人達には生の音楽が提供される、両者にとって良い機会だ。
 そのミニミニコンサートをこの美留和の地元の美留和小学校でも開催されるとのこと、M氏の好意には感謝感謝である。演奏は小学生に合わせた曲目だそうだが、子供たちがプロの音楽家の生の音楽を聞けるのは素晴らしいものだ。
 この美留和小学校、昨年は美留和に住むプロの同時通訳者N氏の指導により、英語劇を演じたそうである。これには、この弟子屈町に赴任しているAET(英語指導助手)、カナダ人のD氏も協力して行われたようで、見に行けなかったのが残念だ。

 美留和に移住してきた住人が、地元のためにこのような形で貢献できることは有意義であり、このような移住者と地元の交流がふくらんでいけば理想的ではないか。かく言う私は、ブログを通じて情報発信して貢献していきたい。

 さて、美留和小学校は20人に満たない小さな小学校、校舎は綺麗で内部も木を使った素敵な造作である。周りは自然に溢れ、先生に生徒は数人と理想的な教育環境である。このような学校は北海道にはたくさんあるのだが、悩みは生徒の減少。この美留和小学校も同様で、来年は新入生もなく生徒数がさらに減少、せっかくの教育環境も維持が困難との模様。校長先生、いかに生徒を確保するか、奔走しているそうである。
 これを聞くに、なにも移住は定年退職者などだけではなく、小学生も対象に考える必要があるようだ。山村留学である。この点は、このブログ仲間のnatsumiさんが述べておられる。
 本来は、親子で移住できれば良いのだが、この世代にふさわしい仕事がないことが、最大の障害になっている。この障害にひるんでいては先に進まない、何か知恵を絞らなければならない。
 ともかくこの美留和の特徴に興味を持たれ、山村留学を検討されるようであれば幸いだ。

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 我家の池につがいで訪れた丹頂鶴。

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 庭の福寿草、黄色がまぶしい。

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 雪はほとんどない。

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 花ふらりから見た風景。

2007年04月15日

図書館

先々週は桜♪…とかいって浮かれていましたが、昨日から今日にかけては
また雪が降って寒い! といっても、もう真冬のツンドラ状態は脱しているの
で、天気の良い日が数日続けば雪融けも進み、もっと春が近づくことでしょう。

この半月ほど、マガモ、コガモが総勢10羽以上も池に来ています。繁殖期の
ようでとても騒がしい。池の中の、枯れたアシの草むらに卵を産んだようです。
その気配を察して?トビが上空を舞うし、いつもはそんなに来ないカラスも邪
魔しに来ています。先週の水曜日、庭にタンチョウ(鶴)が2羽おりてきたのに
も驚きました。鳥も動き始めて、やっぱり「春」なんですね。

今回は図書館について書きたいと思います。
大都市の大きな図書館と比べると、わが町の小さな図書館はどうしても見劣
りします。町の人達に聞くと「週刊誌や雑誌の種類が少ない」と言うのですが、
ウーン、確かに少ない。定期的に入っているのはたぶん10誌程度。

本屋さんが何軒かあれば、図書館に期待しなくても「立ち読み」のハシゴとい
う手もありますが、わが町に本屋さんは1軒(涙)
雑誌読むならスーパー、コンビニまたは病院、美容院です(種類は少ない)。

しかし、人口の少ない町の小規模な図書館だからこそのメリットも。新刊本
は目利きの図書館員達がちゃんと「新刊本コーナー」に揃えてくれていて、
なによりそれをすぐ借りることができます。
大都市の図書館は、広告や新刊案内を見て当日予約を入れても20人、30人
待ちなんてこともザラ。何ヵ月後かに自分にまわってきた頃には興味も失せて
いたりして… 興味のある本がすぐ借りられる嬉しさは格別です。

リクエストすると購入して貰える確率も高いし、もちろん他の図書館からも借り
て貰えるので、雑誌以外の本ではあまり不自由しませんね。

わが弟子屈町は面積が淡路島全体よりずっと広いので、”図書館バス”を走ら
せて利用の便を図っているようです。
図書館では時折イベントがありますが、もっともっと若い人達を惹きつけるような
”文化センター”としての機能も充実させて欲しいと、私は願っています。

温室のコーナー

温室の花(ゼラニウム)

2007年04月08日

地域の活動について

 すっかり雪が少なくなり、地面が見えてきている。雪が降って白くなってもすぐに融けて、白一色から黒い地面が広がり、また道路も徐々に水が引き乾燥しつつある。なにしろ我家の周りの道路は国道や農道は別としてまだ舗装されていないのである。そして地面のところには福寿草や水仙の芽も見られるようになっている。確実に春が目の前という様子である。

 前回は、自治会活動について述べたが、自治会とは限らず地域の活動について考えてみたい。自治会以外には、NPO法人の活動や、いわゆるボランティアなどが考えられる。私はあるNPO法人の役員として、僅かながらもその活動をサポートしている。
 その法人は地域の振興や自然の保全、相互扶助などを目的とした活動をしているが、個人だけではその力は小さく、役所からの力も多くを期待できない、そんな背景から皆が力を合わせてこれらへの対応をしようとのねらいである。これに共感したからである。

 北海道の一部の都市部を除いては恐らくほぼ同じであろうが、広い地域に少ない人口、しかも高齢化が進み、自治体は財政難という状況、このような中で我々は生活していくのである。このような環境では、都市部のように自治体などからの様々なサービスは期待できないと考えるのが妥当である。つまり出来ることは可能な限り自分達でする覚悟がいるのである。たとえ高齢であろうが、甘えてはいけない。
 夕張市のような例では、大幅に役所が縮小されてその機能やサービスが減少するが、それに不満を言っていても問題は解消しないので、役所は最大限に努力すると共に、住民は自ら立ち上がって解決しなければならない、それが自治会やNPO法人などの地域の活動ではないか。

 つまり、自然の力に対するリスク、地域の生活環境に対するリスクなど、移住するに当たってはこれらを考えておくべきであり、そのリスクへの保険としてこのよう地域活動への参加を考慮すべきであろう。全面的な参加が無理であるなら、少なくも会費や寄付などは保険として生活コストの一部と割り切る覚悟が必要だ。

 その他、私個人としては移住促進への協力として、このブログを書き、町の移住促進に関する対策に可能な限り応じている。繰り返しになるが、人を増やさなければ解決の糸口さえ見つからない。特に都市部からの定年退職者の移住促進は一番手っ取り早い。そんな思いでこのブログを書いている。これも地域の活動の一つと思っている。

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 最近の摩周湖、。正面は斜里岳。

2007年04月01日

桜あれこれ

4月になりましたねー。
春爛漫、東京千鳥が淵の満開の桜が、水面に重たげに枝を伸ばしている景
色を見ると、懐かしいし美しいなーと思います。
桜の名所、靖国神社や千鳥が淵、上智大学脇の四ツ谷の土手は私の実家
の近くで、見慣れた桜なのです。今年も見事に咲いているようですね。

この時期、「桜前線」を頻繁に予報し、外そうものならお詫びの会見までする
日本人の桜に対する愛着、微笑ましいような…ふふふ…商売上の理由もあ
るようですが。
外国で、ここまでひとつの花にこだわりをみせる国はないと、何かで読んだ
ことがあります。

北海道は、桜、勿論まだまだです。私共の道東では5月末頃。しかもソメイヨ
シノのような華やかさはないエゾヤマザクラです。ミネザクラ、チシマザクラ等
もあるようですが私は判別できません。

近くの硫黄山へ行く途中、国道から外れて”池の湯林道”に入っていくとエゾ
ヤマザクラがところどころにあり、ほんのりした色と周囲の薄い若葉がけぶる
ようにみえる美しい時期があります。
東京にいた頃、多摩の川合玉堂美術館で見た、多摩の山桜を描いた絵のよ
うなイメージでした。

我家の庭にもエゾヤマザクラが4本ありますが、けっこうショボいので、何とか
もう少し立派に育てたいといろいろ工夫しています。

今朝もまだ少し雪が舞っていました。私はもう暫く温室で花々の手入れです。


温室の花