凍らない屈斜路湖
今年は暖冬だ。おかげで雪は少なく、除雪も楽であった。しかし、先週15日、16日と吹雪き模様の重い雪が降り、そんな楽観も吹き飛び、16日、17日と重い雪を相手に腰痛に堪えながら除雪に頑張った。
今日は、朝から晴れて気温もあがり、雪も一部溶け出す始末。庭の池も雪で覆われ見えなかった水面が見え出し、そこにはマガモが来て餌を漁っている。夕方には、曇ってきてまた天気は変わりそうだ。
ともかく、通常今頃は1年でもっとも寒い日が続く時期であるはずだが、寒さが続かない。
この時期は、屈斜路湖が全面凍結し御神渡りと言われる現象が見られるのだが、こんな気候からそれが見られない。釧路川の源流付近が一部凍結しているようだが、わずかだ。このままだと、今年は凍結した屈斜路湖は望めないのだろうか。同様に、摩周湖も凍結していない。
同じ道東でも、釧路川の下流部の糖路湖は凍結して、ワカサギ釣りが湖上で行われている。屈斜路湖や摩周湖は釧路川の北部で内陸部にもかかわらずだ。どうも、湖水の水深や湧水、温泉などに関連があるらしい。屈斜路湖の平均水深は28m、最深で117mぐらい、温泉の湧出もあるようで、厳しい寒さが必要なようだ。
寒さでは道内でも有名な川湯温泉、最低でマイナス30度ぐらいになる所だ、ここではその寒さを利用してダイヤモンドダストパーティーなるイベントが毎夜行われるのだが続いていない模様、これでは観光客に楽しんでもらえない。
弟子屈町内でも川湯温泉がなぜ寒さが特に厳しいか、ここは屈斜路湖カルデラの中にあり、要するに盆地だからであろう。弟子屈町市街はカルデラの外れにあり、南に開けている。
道東は雪はそれほどではなく寒さが厳しいというのが冬の特徴。生活者としては、暖冬気味の方が良いのかもしれないが、この特徴によるさまざまな自然現象がないと、冬の観光に影響がでて、それが生活にじわじわと影響を及ぼす。
日本は、春夏秋冬、四季の変化にメリハリがついて、全てが上手く行く、こんな国なのだとつくづく思う。
この美留和の地、今のところこんな天候のようだが、まだまだ冬は続いている、安心はできない。
今日、砂湯から見た屈斜路湖の水面、凍結は見られない。
今日、コタンから見た屈斜路湖の水面、左手の釧路川源流部に凍結が一部見られる。
9日の糖路湖、凍結した湖上に釣り小屋が見られる。
昨年2月6日夕方に、東藻琴山から見た屈斜路湖。ほぼ全面凍結している。
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