日常生活と運動
先週家内が弟子屈町のプール事情について書いた。その続きを述べたい。
私のような歳の者にとっては、適切な運動は健康維持に極めて重要である。定年退職前には、意識して運動を余り考えたことはないが、この地に移住してから状況は違う。都会生活では、通勤などが大きな運動、つまり歩くことや混んだ通勤電車に乗っていることがそれであった。通勤には階段の上り下りが多く、これも有効な運動になっていた。
しかし、こちらに来てからは日常の移動は、ほとんどが車に乗っていることで歩くことは少なく、しかもフラットで階段の上下などほとんどない。日常生活の中にいかに運動を組み入れるかがポイントとなる。
運動は、日常生活のなかでもいろいろあるが、体全体にバランスがとれたものは少ない。田舎暮らしでは、日常生活では農作業などが体を動かすことの中心になるが、これは結構腰とか腕とかに負担となり、都会生活をした者にとってはつらい、体ができていないのである。若い者ならいざ知らず、歳をとった者には少し無理がある。
私は定年近くになり腰痛もちとなり、これは今も変わらない。いろいろな作業をするがこの腰痛とうまく付き合いながらとなる。例えば、夏の代表作業の草刈りは刈払機を使っての作業、これは腰を左右に振ることが多い。冬の代表作業の雪かきはスコップを使って腰を上下に動かすことが多い。腰の上下は腰痛にはつらいので雪かきの方が負担は多いが、我家では除雪機による作業がありそれ程でもないので、まあ夏も冬も同じようなもの。農作業は腰の上下が多く腰痛にはきついので、あまりしていない。ともかく腰痛と上手く付き合いながらの作業である。
そこで、腰痛の改善も兼ねたバランスのとれた運動が必要となる。散歩は簡単で手軽なものだがちょっと物足りないのでプールの利用となる。週2回の水中ジョギング、1回の水中体操、これらはとてもバランスのとれた運動である。もちろん水泳も良いがちょっと運動量が多いので、歳をとった者にとってこれらは都合が良い。時間も45分間と適当だ。
家内が書いたようにこの弟子屈町には通年営業の温水プールがあり、これらの運動の指導教室が開催されておりしかも町民は傷害保険料を負担するのみで無料だ。
冬にはスキーなどウィンタースポーツができるが、これらもプールの利用とうまく組み合わせると楽しい運動となる。冬は、この地は寒さが厳しく最低ではマイナス30度近くにもなり家に閉じこもりがちになるので、なおさら運動、体を動かすことが大切だ。
健康維持のための運動、これを日常生活にどのように取り入れ活用するか自分の体調とよく相談すること、さらにこれらの運動のためのインフラの整備の調査なども、移住する上で充分考慮する事項ではないか。北海道は冬が長く寒さが厳しいので、冬のことはことさら考えておくべきであろう。
小清水の原生花園の前の牧場。乗馬も良い運動と聞いている、一度挑戦したい。

