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謝礼とブロガーの微妙な関係

前回は、バズ、バイラル、クチコミといったマーケティング手法が
注目されているという話題でしたが、このような時代を先取って、
ブロガーへを謝礼を払って記事にしてもらう
新しいサービスを行う会社が登場してきています。

ブロガーが謝礼をもらって記事を書く?
この行為は、『やらせ』や『サクラ』ではないかという批判があります。

つい先日も、この話題がNHKで取り上げられ、
その後、ちょっとしたニュースがありました。
2つのブログを紹介します。

A:J-CASTニュース「NHKに取り上げられた 女子大生のブログ炎上」

B:Tiara Girl編集長☆坊農さやかのブログ(取材を受けて11/6付け)

コメントを見ると意見は、だいたいに3種類に分かれてるのではないでしょうか。

1.お金をもらっていたことに裏切られたと思う人
2.お金をもらうこともブロガーの自由なんじゃない?と思う人
3.すでに、この女子大生ブロガーが記事を書いている背景を知っていてフォローをしている人

しかも、どちらのブログかによって、内容が対照的です。
Aでは、1が多く、2と3は少なめ。
Bでは、逆に2と3が多く1が少ないカンジですね。

ただ、Bのブログは、Aのタイトルのような炎上という状態までは至ってないようです。
皆さんは、どのようにお感じになりましたか?

この件は、ブロガーがお金をもらっている時点で、記事に対しての中立性が存在しにくい
というところが一番の問題だと思います。

では、「お金を得てブログを書く行為=悪」なのでしょうか?

この手法に近いものでは、マス広告の「ペイド・パブリシティ」
新聞広告でいう「記事体広告」があります。
マス広告業界は、独自の掲載基準を定めており、
「ペイド・パブリシティ」については、広告とわかるように表示しなくてはいけません。

この「ペイドブログエントリー」とも言える新しい手法(以下、クチコミマーケティング業に統一)は、
世の中が納得する基準が定まっていないため、これからも誤解やトラブルを起こしそうです。

実は、このようなクチコミマーケティング業が抱える問題は、
ちょうど2、3年前のアメリカが似たような状況だったということをよく聞きます。
当時のアメリカでも、同様のことが消費者団体を
中心に大きな問題となっていました。
そこで、クチコミマーケティング業者達は、協力して
全米クチコミマーケティング協会(WOMMA)という組織をつくり、
独自の基準整備を行っているそうです。

有名なのは、"Honesty of identity: You never obscure your identity."
(自分が誰であるかを偽ってはならない)
つまり、記事中で○○社のPR企画とか広告という文言を入れなさいということ。
基準を定めてからは、トラブルは少なくなり、この業界の売上は、
非常に伸びてきているそうです。

日本では、団体はまだ存在していません。
基準は、業者によってバラバラで、
アメリカのように広告やPRということを記事内で表現することをブロガーへ
義務付けている企業もありますが、それを隠す企業も存在しています。

他にも、広告というカテゴリーに所属するのであれば、
広告表現には、法律で定められていたり、
広告主の所属する業界独自の規制などが存在しています。
それらを遵守することが必要ではないでしょうか?

では、ブロガーの書いた記事を審査するのでしょうか?
整備しなくてはいけないことがたくさんあります。

クチコミマーケティング業界はまだ、カオス的な状態です。
インターネット界の暗部とされないためには、高いモラルが必要です。

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コメント

最近まじめなエントリーばっかりだな

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